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<「善徳女王」あらすじ 56話>

勝利したら兵権をください・・・とソルォンが善徳女王(トンマン)に申し入れます。
「三韓一統の夢の一部がほしいのです。そしてピダムと結婚してください」。
するとトンマンは、ピダムの思いがこわいのだと正直に打ち明けました。
「チンフン帝の失敗は、信じた人をミシルに奪われ後継者を育てられなかったこと。
私がいなくなってもピダムは神国に尽くすだろうか・・・・どう思いますか?」。

この十年の間に百済の機動力が進化したなどと情報を提供してくれるユシンに、
私の勝利を願っているのか?勝ったらそなたの命が危ないのに?と聞くソルォン。
「勝ってください。私たちは負ける人生を歩んできました」とユシンが答えます。
ソルォンは狭心症をわずらっているんですね。ポジョンが心配しています。
いくら母上の望みだからといってもピダムのために戦わなくても・・・と。
それでも戦うのは興奮すると老将ソルォンは笑い、ミシルの祭壇に話しかけました。
「どうやらピダムは私に似たようです。誰かを慕う心が私にそっくりです」。

ソルォンが出陣した後、トンマンはチュンチュ公を伴ってウォリャに接触しました。
伽耶出身とわかる戸籍をなくし後の世も変更できないようにすると約束するから
ユシンを王にするのも復耶会もやめてチュンチュにつけ!と未来まで保証します。
「3日間の猶予を与えよう。断ればお前のせいでユシンと伽耶流民が死ぬだろう」。
ユシンを得るため、かつ、大業の大変さをチュンチュに教えるための強行策でした。
そして約束の3日後、復耶会の話し合いは揉めて長引き、ウォリャは現れません。
業を煮やしたトンマンは復耶会の砦に乗り込み、伽耶民の戸籍帳を燃やしました。
まだ信じられぬか?何をすれば私の民になるのだ?いつまでも争い続けるのか?
お前が話をつけろ!失敗したら全員の命はない!とチュンチュを残して去ります。

ソルォンの部隊が退却し、花郎たちは傷を負い、ソルォンは担架で帰還しました。
「ミシルの遺志を継いでください。人ではなくもっと大きなものを得るのです。
そうでなければ私のように二番手で・・・」とピダムに言い残して息を引き取ります。
同時にソルォンは百済のすごい機動力を伝えるユシン宛ての手紙も残していました。
自分宛ての遺言がなかったのに傷ついたハジョンがヘンな悲しみ方をしています。

こうなってはユシンが指揮するしかないとヨンチュン公たちが言い出しました。
イラつくピダムの思惑をよそに、必死に作戦を考えてピダムに伝える純粋なユシン。
地図を受け取ったピダムが、自分の作戦としてトンマンに提案(?)していますよ。
やがてチュジン公の部隊も撃破され、もう兵力がないという絶体絶命のそのとき、
演舞場にウォリャたち大勢の伽耶民が戦いに挑む格好で現れてひざまずきました。
「復耶会ウォリャ、陛下とチュンチュ公にすべてを捧げます!」。
なぜかすでに将軍姿にお着替えをすませているユシンも便殿に現れ(大臣抗議!)、
ユシンがいるからユシン軍といえる!とトンマンが宣言して皆の前で刀を下賜。
再び上将軍に任命し出征を命じました。なんともいえない表情でピダムが眺めます。

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