ヤン(スンニャン)に慰めてもらった皇帝タファンは「丞相ヨンチョルと戦うから見守ってくれ」と話し、目に入ったゴミを息を吹きかけて取れと命じるなど、ラブビームを放ちまくり。二人の接近を目撃した高麗の廃王ワン・ユは複雑な心境です。さらにタファンはヨンチョルに隠れて勉強をはじめると決意。ペガンとタルタルには、「血書をみつけよ」と威厳たっぷりに命じました。
ワン・ユが自分にホレていると勘違いしている皇后タナシルリは、皇太后がタファンとワン・ユを呼んだと知ると無理やり同席。皇太后はワン・ユにソハ姫との婚姻をすすめ、お茶を運ぼうとしたヤンはヨンファに足をひっかけられてつまずき、熱湯を浴びたワン・ユは何事もなかったようにふるまってヤンをかばいます。
ヤンはヨンファを「今度やったらタダじゃおかない」と締めた後、ワン・ユを訪ねてウルウルしながら火傷を手当て。夜も看病したいと願うヤンを、嫉妬に駆られるタファンは「書を読んでくれないと眠れない」と許さず、「眠ったら行ってもいいですか」と言われたので、絶対に眠るまいと頑張ります。
皇宮の中でも堂々と私兵に護衛させるようになったヨンチョルは、見せしめのため妖術師をさらし首にした上、民を厳しく規制して敵に警告。そこでワン・ユは不思議な貼り紙をまた用意させ、「先々帝の呪いが今始まる」という文字を浮かび上がらせます。次に、大量のネズミを用意せよと指示。その件で高麗村の村長マクセンに相談に行ったチョンバギたちを、村に住みついたヨム・ビョンスが目撃します。
ヤンを喜ばせようと、影絵を催すことにしたタファン。陛下が仲直りをしようとしている♪私に気があるワン・ユも呼んで陛下に嫉妬させよう♪と考えるタナシルリがめでたすぎます。タファンはヤンを横に呼んで左手を握ろうとし、それに気づいたワン・ユが強く右手を握りしめるのでした。