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<「善徳女王」あらすじ 60話>

ピダムの「ダム(曇)」は仏を表すそうで、書状で王に指名されたピダムはオロオロ。
ピダムが王になりたいならこんなことはしない!と言い切る善徳女王(トンマン)に、
自分の勢力を統制できていないのが問題なのですとキム・ユシンが意見しました。
人を得るより捨てるほうが難しい・・・とトンマンはピダムを捨てないつもりです。

よくも勝手なことを!と叱りつけるピダムに、貴族たちは要求をぶつけまくり。
生き残るためにピダムに仕えたんだからとっとと王になれ!と口々に求めます。
一方、王座を継ぐ立場であるチュンチュ公は、大勢の兵を率いて捜査を開始。
生きた証人である造船工ユチョクをめぐってヨムジョンの手下と襲撃戦になり、
矢に射られてしまったからさあ大変。怒ったトンマンはピダム抜きで会議を開き、
流れ矢に当たっただけと知りながら反逆として扱い、徹底的な調査を宣言しました。
貴族たちはヨムジョンに強くそそのかされ、ついに政変を起こすことにします。

「お前の母のせいで私の母が死んだ。そして今度はその息子が私を狙っている。
皆は私のことを愚かだと思っているけど、テナムポはなぜ失踪したのかな~?」。
「お前・・・、昔はオレを怖がって震えていたのに成長したな」。
「ああ、昔のお前は計り知れない怖さがあったが、今のお前は簡単に見透かせる。
自分の勢力も統制できず恋に盲目だ。陛下が本当にお前と心を分かち合うとでも?」。
ピダムがこの事件に無関係なのも、本当にトンマンを恋しているのも知りながら、
三韓一統の大業にはピダムの勢力が邪魔だと考えるチュンチュがピダムを煽ります。

不安になったピダムがトンマンに会いに行くと、地方任務を命じられました。
私たちは同じものを持っていなかった・・・と言いつつトンマンが指輪を渡し、
「ソラボルにいたらお前が巻き込まれるから私に任せろ。解決したら呼び戻す」。
それでもピダムの不安はおさまらず、貴族たちを始末しようと剣を手に取ります。

その頃、兵部がトンマンの許可を得て貴族を捕らえようとしていました。
それを察知したヨムジョンは、貴族とその私兵をソラボルから逃げ出させます。
久々にボロ着で単独行動していたピダムが、政変に気づいてヨムジョンを襲撃。
するとヨムジョンが雇った刺客がピダムに矢を放った後で、作戦通りに斬られます。
「神国の敵を抹殺しろ 女王陛下 万歳!」と最期に叫んで息絶えたその男は、
トンマンを守る侍衛府(シウィブ)の兵でした。ピダムが悲しい雄叫びをあげます。

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