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<「善徳女王」あらすじ 52話>

即位した善徳女王(トンマン)のもと、キム・ヨンチュン公が上大等に就任し、
ユシンパパのキム・ソヒョンは兵部令の大将軍に任じられました。
トンマンの政策は、国防予算を増やさず、一級の鉄で農機具を増やすというもの。
民に土地をもたせ、神国の利と民の利が一致することをわかってもらいたいのです。
農機具を与えられた民は憧れの地主になろうと開墾に励み、喜んで米を上納。
優秀な民は供奉開師(コンボンゲサ=開拓指導者)に任じられ、成果は上々です。
トンマンはさらに、伽耶民への差別を撤廃するからと復耶会の解散を望みました。
ユシンは素直に頷きますが、トンマンはウォリャへの警戒心をのぞかせます。
そのウォリャはトンマンを伽耶の象徴であるユシンと結婚させたいと思っています。

少し時間が経っているのでしょうか。鎧を着たチュンチュ公が馬に乗ってます♪
百済軍に勝利をおさめた将軍ユシンとウォルリャが華々しく凱旋帰還しました。
(ユシンへの対抗心をあおるようなことをわざとピダムに吹き込むヨムジョン)
チュクパンは大舎(テサ)、コドは隊大監(テデガム)、アルチョンは侍衛府令に。
セジョンは亡くなり、ミセンは子が100人いるので礼部令として仕方なく働き続け、
他の異父兄弟と違って下っ端のままのハジョンは酒を飲んでくだを巻いています。

「不正と腐敗を断ち切る刀になれ・・・」というトンマンからの命令を受けて、
女王直属の諜報部署である司量部の長としてファミリーとヨムジョンを率いるピダム。
その業務の性質ゆえ存在感も増し、いでたちは日本の時代劇の悪役奉行のようです♪
役人の不正をつついてうまく操っているようですが、横暴だという非難もあります。

そんなピダムが、ソルチはじめ伽耶出身者を次々にぶちこみ始めました。
伽耶方式の暗号文を捏造して伽耶一派を陥落し、ついにはウォリャも捕らえます。
ユシンがトンマンに抗議にいくと、「ウォリャ、いえ伽耶を捨てなさい!」と一喝。
「私は伽耶民の差別を撤廃し、要職につけて、土地を返し、減税もしました。
神国の民として平等に扱ったのに、なぜ復耶会が活動を?」と厳しい口調です。
ユシンは知らなかったけれど、ウォリャたちはひそかに活動をしていたのでした。
この顛末を知った下っ端ハジョンが、亡き母ミシルのことを思い出して笑います。
「大義に反さずユシンの勢力をなくせる。ピダムはさすがに誰かに似ている」。

長年追いやられた伽耶民への許しを請うユシンの言葉が女王トンマンを怒らせます。
「伽耶の民など存在しません!すべてが神国の民、私の民だ!」。
ユシンと復耶会のつながりも調査すべきですとすかさず進言するピダムでした。

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