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<「奇皇后」あらすじ 14話>

皇帝タファンが侍医を派遣してくれたと知り、お礼を言いに行くヤン(スンニャン)。廃王ワン・ユの武勇談を聞いたタファンは心おだやかではありません。ペガンは「勝利したのはワン・ユの手柄」と正直に報告。「皆で得た戦功です」とワン・ユが謙遜すると、以前からワン・ユを気に入っていた丞相ヨンチョルが豪快に笑います。

宦官トクマンは高麗人で、パン・シヌと旧友でした。パン・シヌはトクマンに頼んでヤンに会い、ワン・ユとの再会をセッティング。約束の戌の刻(午後7~9時)前に、そわそわとおめかししたワン・ユが仏塔の前に行くと、白装束の無礼な女官(懐妊を願う百八拝をしていた皇后タナシルリ)がいて、言い争いになります。

その頃、ヤンはタファンに迫られていました。嫌がるヤンに、「ワン・ユでも拒むのか?」と嫉妬を隠せないタファン。ヤンが仏塔の前に行くと、もう誰もいませんでした。その後、戦勝の祝宴で再会できたワン・ユとヤンは愛しそうに視線を合わせ、タファンは超不機嫌。イケメンだと宮殿中でウワサのワン・ユはコムンゴを披露してさらに皆をトリコにし、タナシルリまでもがウットリ☆しています。

先々帝(タファンの実父で明宗コシラ)は、ヨンチョルに毒殺される直前に血書を残していました。権力を握りたいペガンと甥タルタルが在りかを探し始め、ヨンチョル配下の怯薛(ケシク)隊長を始末。高麗村の井戸に捨てたはずなのに、なぜか宮殿で怯薛隊長が発見され、大騒ぎになります。

大都でもっとも貧しいとされる高麗村では、疫病が流行中。三角巾もつけずに乗り込んだ勇ましいワン・ユですが、「オレらを見捨てた王族め!」と村長から水をぶっかけられ、村長の何気ないひと言から、瀋陽王ワン・ゴが怯薛隊長の一件に絡んでいると気づきました。ヨンチョルに尽くしたのに高麗王にしてもらえず見捨てられそうなワン・ゴが反撃に出た結果なのです。

解明するためにはヤンの協力が必要と思ったワン・ユが掖庭宮(えきていきゅう)に忍び込み、ヤンを物陰に連れていきます。すぐそばには、ヤンに会いたくてやって来たタファンもいました・・・

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