韓国ドラマ「善徳女王」10話のあらすじ(ネタばれ)です。やや詳しめのあらすじと超さっくり読めるひと言あらすじをご用意していますので下記からお選びください。
ちゃんと知りたい人向け!詳しめのあらすじ
ソルォン郎がキム・ユシンだけを伴って速含(ソクカム)城へと発つと、新羅の動向を掴んだ百済の将軍・具佩(クペ)は速含城で迎え撃つ用意をするも、これこそがソルォンが狙っていた「反間計(敵の間者を利用した戦術のこと)」でした。その頃キム・ソヒョンは、ソルォン郎が残した軍令に従い、飛天之徒や龍華香徒を率いて阿莫(アマク)城へと向かっており、速含城へ進んでいたソルォンたちも一旦引き返します。百済は慌てて阿莫城へと兵を移し、手薄になった速含城をソルォンが制圧しました。
さて阿莫城では、徳曼(トンマン)たちが前線の労兵部隊に奇襲をかけます。蛇にビビった時烈(シヨル)のせいで何人もの仲間が命を落とした末に何とか制し、つづいてキム・ソヒョンひきいる部隊も阿莫城へ到着して第一関門を突破。初めて人を手にかけた衝撃に震えるトンマンは、キム・ユシンの厳しい訓練や、母ソファと天明(チョンミョン)公主の「生きて」という言葉を思い出します。失態したシヨルは閼川(アルチョン)に処分されそうになりトンマンらにかばわれ、キム・ソヒョンも「私の兵を殺すのか」と言ってくれて事なきを得ました。
ソルォン郎がキム・ソヒョンに与えた軍令は、阿莫城の陥落でした。たった三千の兵で援軍もなしに?とアルチョンたち全員が驚くも、従うしかありません。阿莫城に助けに行かねば!というキム・ユシンの提案をソルォン郎は軽く無視し、それどころか退却命令を持たせてたった一人で阿莫城へと向かわせました。
王前会議では、速含城を手に入れつつ、邪魔なキム・ソヒョンを亡き者にできる戦略がミミシルたちのよって報告されていました。真平(チンピョン)王やチョンミョン公主は驚愕しますが、反論できない大義が用意されている巧妙な戦略なので、公に反対はできません。ミシル様は「肉斬骨断(ソヒョンが「肉」)」なのだと残酷な笑みを浮かべます。
ついに百済勢に包囲され、花祠堂で会おう!と今生の別れを叫ぶアルチョン。必死にキム・ユシンの教えを思い出し、「円陣!」と号令を叫ぶトンマン。新羅勢がプチ反撃に成功するも束の間、沼地で決死の戦いが繰り広げられました。そこへ退却命令を携えて到着したキム・ユシンは龍華香徒の動向を心配し、トンマンは死んだはず・・・と聞いた途端に戦地へとすっとんでいきます。横たわる兵士の肉をカラスがついばむ沼地で、トンマンは気を失っていました。
ささっとメモ!「実際にあった阿莫城の戦い」
新羅と百済の国境にあった阿莫城。実際にこの城をめぐる戦いが602年に起こり、新羅が勝利しています。前話からの戦のエピソードは、速含城など6つの城を百済が手中に収めた624年の出来事とをドッキングさせて描かれれているようです。
せっかちさん向け!超さっくりあらすじ
★ミシルやソルォン郎は戦に乗じてキム・ソヒョンを亡き者にしたい
★そこでキム・ソヒョンに危険な任務を負わせる
★トンマンやアルチョンは阿莫で死闘を繰り広げる