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<「奇皇后」あらすじ 7話>

元の将軍タンギセに、女であることを見抜かれたスンニャン(ヤン)。スンニャンを美しく装わせたタンギセはボーッと見とれ(あの野営地に化粧品やら綺麗な衣装やらがあったことに驚きました!)、「大都に帰ったらお前を側室にする!」と手ごめにしようとします。そこへ飛び込んできて阻止したのが、廃王ワン・ユ。「スンニャンが側室になったらオレ仕返しされるじゃん!?」と思ったヨム・ビョンスが「スンニャンは女」と教えたのです。

前話で合流したパク副長・護衛長チェ・ムソン・内官パン・シヌ・チョンバギは、ワン・ユとスンニャンを救い出そうと野営地に乗り込むも、あえなく失敗します。

西の辺境で突厥(テュルク)残党討伐を命じられたペガン(と甥タルタル)は不満たらたら。兵士は烏合の衆の上、現場の軍紀はゆるんでいます。実はデキる軍人らしいペガンは副長を斬り付け、兵を再編することにしました。タンギセたちは「ワン・ユを辺境へ送ろうぜ!」と勝手に決定し、父で丞相のヨンチョルには「貢ぎ物の幕舎を燃やした罪滅ぼしに願い出た」と後で言い訳します。

女なのにオレを守ってくれていたのか・・・とじーんとしていたワン・ユは、「必ず生きろ!」とスンニャンに告げ、まるで恋人と引き裂かれるように西の辺境へ。スンニャンやチェ・ムソンたちは、貢女や奴婢として手荒に扱われて大都に到着。あの男がいるのはここか・・・とスンニャンが皇帝タファンへの復讐に燃えます。

スンニャンに本気で惚れたらしいタンギセは、「あの女を皇宮から(色町にやらずに)追い出してくれ。オレがもらう」と内官トクマンに頼みました。しかしなぜかトクマンはスンニャンをムスリ(雑用係)として採用します。

丞相ヨンチョルが勝手に大礼式の日取りを決め、皇太后がムカついています。タナシルリに皇后教育を受けさせるも全く成長せず、皇太后にも生意気な態度。そこで皇太后はタナルシリによい香り(たぶん懐妊を妨げるもの)を贈りました。

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