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<「善徳女王」あらすじ 62話(最終回)>

善徳女王(トンマン)の体調がキム・ユシンたち側近に隠せないほど悪化する中、
月城には星が落ち、ピダムについた者たちの士気が最高潮に盛り上がります。
病状を心配するユシンに、タクラマカンから神国に着いた夜の話をするトンマン。
「私を抱きしめて泣いた女性がいた、その夢を久しぶりに見た、あれは誰だろう」
すぐにキリリとした表情に戻り、上将軍ユシンに“作戦”の実行を命じました。

ってことで久々にアルチョンが戦闘姿。ユシンは明活山城を四方から同時に攻め、
信号がわりの凧で「落ちた星をふたたび空に昇らせ」て兵の気分をアゲアゲ↑に。
さらに敵勢が空を見上げているそのすきに城の各門から一斉に攻め込みました。
戻ってきたサンタクから「全てヨムジョンの策略」と聞いたピダムは大ショック。
オレのせい?どうせお前は乱を起こしたはず!不安だから♪とヨムジョンは笑い、
こらえきれなくなったピダムはヨムジョンをグサリ!と刺した後で放心します。
哀れなピダムにミセンが「ヒョンジョンよ・・・」と泣き笑いでこう語りました。
「姉上もソルォン公も私も何度も忠告したのに、恋を阻んだのはお前自身だ。
お前は姉上になど似ていない。大業をなしとげられると思ったのが間違いだった」

貴族が次々に連れて行かれ、ミシルの墓の前でミセンとハジョンも捕まりました。
前髪を下ろして落ち武者姿になったピダムはトンマンのいる本陣へ向かおうとし、
ピダムに逃がしてもらったサンタクは、矢に射られながらもピダムを守ります。
本陣に近づいたピダムは、ユシンの向こうにトンマンの姿を認めて、決死の前進。
「トンマンまであと70歩、トンマンまであと30歩、あと10歩・・・」。
心の中で数え、何本もの矢を受けながら、愛しいトンマンに近づいていきます。
しかし最後はユシンの剣で倒され、トンマンに触れることはできませんでした。
涙を流すトンマンを見つめながら「トンマン・・・」と小さく呼んで息絶えます。

反逆者ピダムに駆け寄ることもできないトンマンが、乱の終結をツラそうに宣言。
「女王陛下万歳!」と臣下が喝采する中で意識を失い、三日三晩眠り続けました。
目覚めたトンマンは、空席の上大等の座に、侍衛府令アルチョンを任命します。
次にユシンを呼び、最期にピダムが口にした言葉は何だったのかとしつこく質問。
恐れ多くて口にできませんと拒んでいたユシンが「トンマン」だったと答えます。

外の景色を目に焼き付けるために、トンマンがユシンを伴って外出しました。
「色んな者が私のそばを通った。ある者は私を守り、私と競い、私を慕いました。
そうして皆が去り、残ったのはユシン公だ。神国と三韓一統を安心して託せます。
鶏林に着いた夜に見た夢の話をしましたよね?あの女性が誰なのかわかりました」
誰ですか?ソファ様ですか?皇后ですか?と聞くユシンにトンマンは答えず、
「むかし二人で駆け落ちしようとしましたね?また逃げ出しましょうか・・・」
そう言って眠るように亡くなったトンマンの指には、あの指輪がありました。

時は流れ、水戸黄門みたいなアルチョンと老将ユシンがトンマンの墓前で再会。
ユシンが百済を制しました!次は高句麗です!と亡き女王に報告しています。

予想通り、夢で幼いトンマンを抱きしめた女性は、女王になったトンマンでした。
「これからとても辛くて苦しむだろう。愛する人たちを失いとても寂しいだろう。
砂漠よりずっと荒涼としている。全てを手にしたようで実は何も手にできない。
それでも耐えるのよ、いいわね?」と子供時代の自分に話しかけているのでした。

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