<「奇皇后」 あらすじ 3・4話 補足 大青(テチョン)島ってどこ?>

「奇皇后」3話~4話(あらすじはこちら)は舞台を大青(テチョン)島へと移し、主要人物が大集合します。元の皇太子タファン(モデルは恵宗トゴン・テムル)がここに配流されたからです。

この島のことが「奇皇后」のガイドブックの小さな囲みの中で触れられていました。「大青島砂漠」と呼ばれる砂漠もある自然に恵まれた島だそうですが、気になったのが、「現在、韓国の統治下にある」というくだりです。だって、こういう書き方は普通はしませんよね。

wikiには「北朝鮮統治下の甕津半島と対峙する、韓国の施政下にある「西海五島」(白翎島、大青島、小青島、大延坪島、小延坪島)の一つ」と書かれています。行政区は仁川(インチョン=国際空港がある地域)となっているので、ふむふむあのあたりなのねと思いながら地図で見ると、お世辞にも空港の近くとはいえず・・・。国境線のかなり上(北)側にあり、色分けでもされていない限り、どちらに属するかはわかりません。仁川空港あたりからはフェリーで3時間30分かかるらしいです。

韓国のwikiを調べてみると「実行支配:大韓民国」「領有権の主張:大韓民国/朝鮮民主主義人民共和国」とも書かれており、ちょっとややこしいワケありな島であることがよくわかりました。前述のガイドブックのような書き方になったのにはこのような背景があったのですね。余計なお世話ですが「済州島」のページにはそのようなものものしい文言はありませんでした。もちろん「奇皇后」の時代には北も南もありませんでしたから、高麗ののどかな島だったのでしょう。

中国wikiの恵宗(中国では順帝)のページによると、1330年に「流放到高丽大青岛與湖广等处行中书省静江」とあり、彼が皇太子時代に大青島と桂林に流刑されていたのは史実のよう。即位したのはその3年後です。

余談ですが、この頃の皇子さまはけっこういろんなところに派遣されたりトバされたりしていて、かと思えばさっさと大都に戻って皇位についたりしています。李氏朝鮮時代のドラマばかり見てきた私にとっては、移動距離が大規模なのにまずびっくり。しかも気軽(ではないかもしえませんが)に動いているように思えます。これも遊牧騎馬民族ゆえなのかしら?と勝手に納得しています。

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2015年3月15日 | 奇皇后雑談
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